雨漏りの原因とその問題点

雨漏りが発生する場所は屋根ばかりではありません。サッシのすき間やコンクリートのひび割れしている隙間から雨漏りが発生することもあります。一般的には建物が老朽化したことが原因ですが、それだけが原因ではありません。つまり、築年数が10年以内の比較的新しい建物でも雨漏りが発生することがあり得るわけです。

考えられる原因は地震によるひび割れが発生した場合や地盤が沈下した場合などです。それ以外にも住宅の設計ミスや手抜き工事によるもの、建物の維持管理がいい加減であったことなどが原因として考えられるでしょう。雨漏りの状態を長期的に維持してしまうと様々な問題が考えられます。例えば、湿気が壁の中に入ってしまいカビが生えてしまうことが考えられます。

目に見えない部分にカビが生えていても気がつきませんが、確実に部屋の中にカビの菌が発生しているか、あるいは空気中に発生していると考えておけば間違いありません。この場合は、壁の内部の消毒をする必要がありますが、あまりにもひどい場合は断熱材などを取り換えなければなりません。六月から七月ぐらいにかけて、気温が25度以上になった時には白アリが発生する可能性があります。特に六月の終わりから七月の初めごろはシロアリが最も繁殖しやすい時期です。

このような時期に雨漏りが発生していると、白アリはあっという間に増えてしまい、床下や天井などがやられてしまうでしょう。そうならないためには、早めに対策を打つことが重要になります。

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