日常生活において身近なトラブルの1つに雨漏りがあります。原因としては素材自体の経年劣化や施工不良など様々な要因が考えられますが、この場合、雨漏り修理をどこに依頼をしてよいのか分からない場合があります。まず、築年数が10年以内であれば建物の施工業者に連絡を入れることがベストとなります。屋根の場合には法律によって瑕疵担保保証箇所に含まれており、ここでは制度を利用して無償で修理をすることができます。
一般的な雨漏り修理の場合には、箇所によって業者を選択し依頼をすることになりますが、ここでも、基本的には元請会社へ連絡を入れることが最も確実な方法となります。元請会社を通すことで経費がかかることから、直接専門業者への依頼を勧めるケースも見られますが、雨漏りのほとんどは一般の人には特定が難しく、専門的に対処できない業者に依頼をしてしまうと、結果として費用はかかるものの解決できないことにもなりかねません。元請会社に連絡を入れることで、現場担当者が最も適切な業者を手配してくれます。雨漏り修理を専門業者に依頼をする場合には、雨漏り箇所、使われている材料によって依頼先が異なることを理解しておく必要があります。
まず、一般的な戸建ての場合、屋根では板金会社と瓦会社の2つがあります。屋上等で屋根が無い建物の場合には防水会社が依頼先となり、外壁面からの雨漏り場合には外装会社か塗装会社が専門的な対処ができる会社になります。これらの専門会社は雨漏り自体は専門的な知識はあるものの、実際の対処となった場合には自分の分野外では完全に行うことが難しく、この場合には外注によって修理が行われることになります。