納得できる低価格の中古住宅を見つけて購入をしたのですが、一つだけ修理を必要とする部分がありました。そこは、母屋と離れを繋ぐ渡り廊下の雨漏りで、雨が降るたびに廊下が濡れているのです。そこで、業者に見積もりを依頼すると、費用が12万ほどかかると言われ、あまり資金がない理由もあり、DIYでの修理を行うことに決めました。幸い、廊下ということで高さもあまりなく、屋根は波形のトタンだったので、多少の知識を持っているなら難しくない作業でもあると判断したのも理由です。
早速ホームセンターで、波形のトタンと専用の釘、コーキングガン、防水コーキング材、トタンハサミ、アスファルトルーフィング、トタン用の塗料を購入し、2日間ほど天候の良い日に作業を開始することに。作業当日は、はしごを固定し古くなったトタン屋根を剥がし、屋根の基礎を確認したところ、基礎自体は問題なかったのでトタン屋根の交換だけで済みそうです。古いトタン屋根は錆び付いた2ヶ所で穴が空いていることが確認できました。屋根の基礎部分には防水シートは貼られていなかったため、アスファルトルーフィングという屋根専用のシートを高い場所から重ねるように貼り付けていき、波トタンを端から重ねるように乗せて、専用の釘で打ち付け固定して一日目は終わりです。
2日目は、壁と屋根のつなぎ目に防水コーキング材を詰めていき、ある程度乾いてきたらトタン用の塗料を塗って作業が完了です。思っていたよりも難しくない作業で、2日間でできたということと、費用も材料でかかった1万3000円だけなので、DIYを行ったことに大変満足しています。もちろん、その後の雨漏りは確認できていません。